腹話術伝道の学び

No.2「あなたの持っている冠」

「わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持ってい るものをしっかりと持っていなさい。」

黙示録3:11

ゴスペル腹話術クラブの月例会で、共に学びを始めたその日に、東日本大震災が起こりまし た。これは偶然でしょうか。そうではないと思います。天地万物をお造りになり、すべてを支配 しておられる父なる神さまは、自然界の主でもあられます。ですから、神さまは今回の大地震も津波 も原発事故もすべてご存知なのです。そして、そこに深いみこころをこめておられます。けれど も、そのみこころを知りたがるあまりに、クリスチャンでも誤った解釈をすることがあります。 私たちは、人間の知識や“預言者”のことばに惑わされず、静かに主に聴かなくてはなりません。 なぜなら、神さまは私たちが知らなくてはならないことは、聖書を通してすでに語っておられるか らです。

今は主の再臨を待つ時代です

クリスチャンにとって、イエスさまの再臨は誰でも待ち望む喜びの日です。けれども、イエスさま が再臨される前には、大きな試練が全世界に起こると聖書は語っています。世界的に、です。で すから、今回の日本における大地震は、けっして“大患難時代”が始まったしるしではありませ ん。けれども、そのような時代は将来必ずやってきます。今回の試練よりももっと厳しい試みが やってくるということです。それがいったいいつなのかはわかりませんが、確かなことは、今の 私たちが終わりの時代に生かされているということです。神の子は、聖書の創世記から黙示録ま でを学び、父なる神さまの人類救済の計画を理解していなければなりません、そして、その歴史の 中で、今はどの時点なのか、自分の立ち位置というものを、しっかりと把握している必要があり ます。そうした時「今、私が生かされている間、何をしなければならないか」がわかってくるの です。

本物が問われている時です

それにしても、この度の地震による被害は私たちの想像をはるかに超えて、多くの犠牲者が出 てしまいました。そのために、愛する者たち、日本の同胞が苦しみ、呻いています。そんな 中、“生き残った”私たちは、どうしたら良いのか、途方にくれます。まるで、被災しなかったこ とが申し訳ないような感覚に陥ったり、被災者を支援する力の無さに失望したりします。国中が 喪に服し、自粛しているこんな時に、楽しい腹話術などやっていて良いのだろうか・・・という 思いさえ抱きます。― つまり、そこに主のおこころがあるのです。

主は、私たちがどんな姿勢で腹話術に取り組んでいるか、その心を清めようとしてふるいにか けておられます。私にとって、そもそも腹話術とは何なのか。主が腹話術を与えてくださったの は何のためなのか。私は腹話術で何を伝えようとしてきたのか。それは、この世の苦しんでいる 人々に必要なものなのか。永遠の視点からどのように価値あるものなのか・・・私たちはそれぞ れ主の前に出て、心を点検される必要があります。そして、再び立ち上がるためには、あらたな みことばの約束と、聖霊による証印を必要としているのです。

主からいただいたものをしっかり握り締めましょう

サタンは、神の子が思い煩ったり、目標を見失ったり、あきらめたりするこを喜んでいま す。私たちがイエスさまを信じてしまったので、今度は力のないクリスチャンにしようと躍起に なっているからです。神さまはこの世における患難を通して私たちを訓練し、内なる人を強めよう と働いておられますが、サタンはその患難を使って、私たちを弱らせようとして働きます。

神の子とされた私たちにとって、天のお父様からいただいた腹話術は、本当に良いもの、すば らしい賜物だと、前回学びました。そこであらためて、霊のまなこで、腹話術を見つめなおすこ とが必要です。外見的には、人形(パペット)を使った単なる芸事のようですが、そこでは、台 詞を超えた目に見えないいのちが流れているのです。私たちに与えられている永遠のいのちの流 れです。キリストにある信仰と希望と愛の流れです。私たちが、その流れをいかなる状況の中で も流し続けるなら、御国においていのちの冠、義の栄冠をいただくことができるのです。この冠 を敵に奪われないように、主に与えられたものをしっかり持って生きましょう。

2011年4月8日

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