腹話術伝道の学び

聖書台本がメッセージとなるために⑥

-キャラクターを育てる-

「牧者は自分の羊たちを、それぞれ名を呼んで連れ出します。羊たちをみな外に出すと、牧者はその先頭に立って行き、羊たちはついて行きます。彼の声を知っているからです。」

ヨハネの福音書10章3、4節

腹話術でみことばを伝えるために、どうしても必要なものはふたつあるようです。もちろん、聖書の話にメッセージ性がなくてはなりませんが、もうひとつは、人形のいのちです。とにかく、人形に「人格」がなければ、腹話術として成り立ちません。人形の台詞と動きは漫才師の相方のごとく「生きた、別人格」をもつものでなければならないのです。

つまり、人形の「キャラクターを作り上げる」ことが、本当に重要です。でも、この点がみなさんにとっては、一番頭を悩ますところではないでしょうか。「それは天来のもので、賜物だから」と言ってしまっては話は先に進みません。私たちはそれぞれが、神に創造され、すべての人がユニークに造られているのですから、キャラクター作りにおいても、ひとりひとり違った味を出せるはずだと私は信じています。/p>

そこで、今回は、ちょっと発想を変えて、私たちの身近にいるペットの犬や猫と飼い主の関係を考えてみることにしました。みなさんの中には、家でペットを飼っている人もおられると思いますが、みなさんにとって、その犬や猫は「家族の一員」という感覚なのではないでしょうか。その感覚―すなわち「愛」はどのようにして育まれてきたのでしょうか。以下、私の想像で、思いつくまま、あげてみましょう。

名前をつける

ペットが家に来たら、真っ先にするのは名前をつけることでしょう。そして、毎日、その名前を呼びます。

食べ物を与える

犬猫が好きそうなドッグフード、キャットフ―ドを用意して、毎日定期的に餌を与えます。時にはおやつまで。

住まいを用意する

犬猫にとって、居心地の良い場所はどんなところか、寝る場所やトイレの場所を決めて教えます。

共に過ごす

飼い主は時間さえ許せば、そのペットと共に過ごし、一緒に遊んだり、抱き上げたりして、かわいがります。

散歩する

特に犬は毎日、朝晩散歩が必要です。飼い主はトイレの準備もして、外へ出かけて行きます。

健康管理をする

時々、温浴や水浴をさせ、身体を洗い、ダニなどがつかないようにケアをします。病気になったら動物病院につれていきます。何しろ、どんなにお金がかかっても、死ぬまで面倒をみるのです。

身だしなみをととのえる

定期的に美容院(トリマーのところ)へ連れていったり、洋服を着せ替えたりします。

特別な日を作る

人によっては、犬の誕生日会などもすることでしょう。そんな時は家族総出でパーティーになります。

心を読む

犬猫の鳴き声や動作で、飼い主はその心の状態を読むことができるほどになります。

できるだけ離れない

旅行に一緒につれていくことや、災害の時も、一緒に避難したりします。


いかがでしょうか。ペットを飼ったことがない人にはわからない、これほどの手間暇お金をかけて、飼い主はペットを育てているので、愛情がわくのは当然でしょう。ですから、大変な癒しの効果がありますし、反対に死んだときはペットロスなどということが起こるのです。

みなさんは、ご自分の人形に対して、日頃からどんな接し方をしているでしょうか。名前を呼んでいますか?頭のてっぺんから足先まで、身だしなみを考えてあげていますか?寝るところはどこですか?毎日、台本通りではなく、自由におしゃべりしていますか?一緒に聖書を読んでお祈りしていますか?人形が今何を考えているか、感じているか、わかりますか?どうぞ、主を愛すると共に、人形のことも心から愛してあげてください。

2021年7月22日

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